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kintoneでアプリを作り、課題解決をどんどん進めているウワサの調達本部を取材してみた!

はじめに

みなさんこんにちは!
NECネッツエスアイ コーポレートコミュニケーション部の神谷です。

突然ですが皆さん、日々の業務において「効率化したいな~」「ここ改善したいな~」「この作業無駄だな~」と感じているものはございませんか?
システムを何とか改善したいと思っていても、予算はたくさん出ないし、そもそも技術を持ち合わせていない、そう悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな皆様のお悩みを解決できる事例がNESICにある、とのうわさを聞きつけました👂なにやら、自分たちでアプリを作り課題解決をした部門があるようで・・・

そこで今回は、そのウワサの部門である「調達本部」さんに体当たりインタビューをしてまいりましたので、ご紹介いたします!

ウワサの調達本部さんへインタビュー!

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神谷:本日はよろしくお願いします!

野本さん・五味淵さん:こちらこそよろしくお願いします!

神谷:早速ですが、どんな課題を解決されたのか教えてください!

野本さん:私たちが解決したかったのは、日々ご依頼いただく見積依頼を、効率的に対処し、見積依頼・回答情報を一元管理することでした。社内の様々な部署から多くの機器や材料の見積依頼を届きますが、1人平均して1日5~10件の依頼を受け、複数社へ見積依頼を行います。
前日までの依頼の回答や問合せなどを含めると、送受信するメールは多い日で100通を超える場合も多く、いかに効率化してメール作成時間を減らすか、いかに自動化して受領した見積回答情報を共有するかが課題でした。

神谷:1日100件!? お休み明けとかは大変そうですね😱

五味淵さん:そんな状況を打破するために、見積依頼を一元管理するアプリの作成に至りました。

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野本さん:その名も「たのみつ」です!!!

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神谷:「たのみつ」!すごくキャッチ―な良いネーミングですね✨

野本さん:ありがとうございます!いくつか候補はありましたが、最終的に「たのみつ」に決まりました。この名称が定着していくと嬉しいです。

「たのみつ」には、要求部門からの見積依頼を一元管理するために新たに構築したシステムです。上記の課題を解決することに加え、依頼受付から、各取引先への見積依頼、取得見積書の送付までの一連の業務フローを見える化することが出来ました。

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五味淵さん:そして、この「たのみつ」は自分たちで作り上げたアプリなんですよ!

神谷:アプリを自分たちで作り上げる・・・? かなり難しそうですね😥

野本さん:実はそうでもないんです。非IT部門である我々でもリリースできたのは、サイボウズさんの「kintone」を選定したのが大きな要因だったと思います。

五味淵さん:「kintone」とは簡単にいうと、自分たちで業務システムをノンプログラミングで作成できるクラウドサービスのことです☁

詳細はぜひこちらをご覧ください👇👇👇


五味淵さん:調達本部では、当初取引先管理を目的として、2020年11月に「kintone」を導入しました。しかし、使っていくうちに「こんなに簡単に作れるのなら、他の業務にも使えるんじゃないのかな?!」と感じるようになったんです。

野本さん:いくつかアプリを作成しましたが、その時の手応えが確信に変わっていき、2021年3月から「kintone」での「たのみつ」作成を開始しました。

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神谷:「たのみつ」を作るために導入した訳ではなかったんですね!しかし、自分たちで作る!とは、なかなか思い切りましたね💻

野本さん:今までこういうシステム(アプリ)を作りたいと思って開発を依頼しても、関係者との仕様整合も煩雑なうえ、待ちの状態が続きます。リリース時期を明確に設定出来ない、といったもどかしさもありました。

しかし、この「kintone」を使えば、誰でも簡単にいくつでもアプリを作ることが可能です。「開発」→「運用」→「改修」という一連の流れを、納得できるまで何度でも繰り返すことができるんです。もし、外部に開発を依頼していた場合は、このように気軽には行えません。非IT部門でも容易にアップデート可能な「kintone」は、なくてはならないシステムとなりました。

神谷:確かに何度もやり取りをするのは大変ですし、納得がいくまで繰り返せることは魅力的ですね!でも、どうして「kintone」だったんでしょう?

五味淵さん:約20サービス程比較検討をしましたが、「kintone」のアプリ作成の敷居がずば抜けて低かったことが大きいですね。そのうえ、充実したサポート体制、プラグイン利用による機能の拡張性、インターネットでの情報収集のしやすさなど、多くのポイントが刺さり採用を決定しました。

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神谷:しかし、いくら簡単に制作ができるとはいえ、苦労された点も多かったのではないですか?

野本さん:そうですね、「kintone」のアプリ開発の敷居が低いとはいえ、標準機能だけでは実現できない制約などがありました。
ただ、そういった制約については弊社のオフィスソリューション事業部さんや、サイボウズさんの強力なサポートのおかげで、そのような制約を克服することができました。

また、調達本部内で全社リリースに至るまでの合意形成も苦労しましたね。
新システムを導入する目的や導入効果(メリット)を懸命に伝えましたが、ゴールが明確にイメージし辛かったのか、理解を得るまでには時間が必要でした。
今まで各人が個別に構築した、自分に最適化したやり方を捨てる抵抗も大きかったかと思います。これについてはステコミを何度も行い、開発側と運用側のそれぞれの想いをぶつけあうことで、全社リリースにこぎつけました。
こうした大きな変化には、初期段階でいかに関係者の納得感を得られるかが非常に重要だということを学びましたね。

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神谷:貴重なお話、ありがとうございます✨ただ作るだけではなく、社内の合意形成など難しいことは多いんですね・・・勉強になりました!
では最後に、今後の「kintone」活用や「たのみつ」の展開について、お考えがありましたら教えてください!

野本さん:社内にはまだまだ効率化できる業務があると思っています。皆さんがお持ちの課題感を「kintone」を活用することにより、自らがその課題を解決できるようになれば、より仕事も面白くよりスピーディになるのではないかと思っています。

五味淵さん:調達本部では勉強会や利用例提案、さらには「kintone」甲子園(=本部内「kintone」利用事例発表会)を通じて慣れ親しんでもらった結果、今では一大ムーブメントが起きています。本部内では、まさに一人一人が課題解決のツールとして「kintone」を活用することにより、自律した働き方改革を実践しているところです。

野本さん:「たのみつ」については、取引先向けの入力画面も含め、日々改善を行っています。ちょっとした変化かもしれませんが、気付いていただければ嬉しく思います!

最後に、「たのみつ」を始めとして、「kintone」を使った取り組みについてオフィスソリューション事業部/グローバルプラットフォームサービス部さんには非常に手厚くサポート頂きました。「kintone」を使ってみたい方・ご興味がある方は、社内外問わず弊社のグローバルプラットフォームサービス部さんにご連絡いただければと思います!
(連絡先:cybozu-support@ml.nesic.com)

神谷:ありがとうございます!皆様のご連絡どしどしお待ちしております!

インタビューを終えて

このように、課題を解決するためのアプリ作成は、誰でも実現できる、ということがお判りいただけたのではないでしょうか。

「たくさんの時間やお金をかけて実施する」「高い専門技術を身に付ける」「システム部門に一任する」という必要はありません。

「kintone」に限らず、業務改善を行えるサービスはたくさんあります。大事なのは、現状を課題だと認識して解決しようとする姿勢と、その課題の解決を自分たちで行えるという気付き、であることを今回のインタビューを通じて学ぶことができました。少しでも皆さんの課題解決に貢献出来ましたら
幸いです😊

今回の記事作成にご協力いただいたみなさん、お忙しいところありがとうございました!
調達本部 五味淵 寛子さん 野本 哲児さん
コーポレートカルチャーデザイン室 北川 龍樹さん

この記事は コーポレートコミュニケーション部 神谷 が作成しました!

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