「出る杭」2次審査(9/13@zoom)登壇チーム決定!!
NESICグループの全社員を対象に、ビジネスアイデアを募集する全社イベント「出る杭」、いよいよ高潮を迎える時期になってきました。
133件→14チーム、そして今回ついに「全社公開で行われる、9月13日のピッチコンテスト」の登壇6チームが決定しました👍
そこで勝ち抜いた2チームには、今後、事業化するための具体的なプレゼンを経営層にするチャンスを手に入れることができます👦👧🔥
今回はその14チーム→6チームに絞り込まれるまでに、14チームの皆さんがどのようなことを実施していたかをレポートしたいと思います。
※あまり、NESICが使ってこなかったスポットコンサルの利用や、最近社内でよく聞く「本質」にも触れるので是非ご覧ください!
書類審査で最重要視したこと
7月末社外審査員であるアルファドライブの審査が行われましたが、
この際、進捗確認の評価基準として最重要視されていたのが
「コトの本質→顧客課題」をいかに深堀できているかです。
新規事業だからアイデアが良さげなものじゃないの?と思ったアナタ!とても危険です🙅♂️自分が購買する立場でよく考えてみてください。
売り手:この商品とても良い機能持っているんですよ。いいですよね。買いませんか?
ときて、そのまま「はい!」とお金を出す人はなかなかいませんよね。
自分(購買)が関連する業務で「今困っている、課題となっていることが解決する→これにだったらお金を出しても良い!」とならなければならないのです。
アイデアを聞いて、「なるほど!面白いですね。」だけでは残念ながらビジネスには至らないのです。。。😥
通過チームが共通して行っていたことと、手段の紹介
ということで、14チームに行って頂いたことは、「顧客が本当にお金を出してまで解決したいと”課題”だと思っているのか、"課題"の根はどこからきているのか等、深堀!」
登壇する6チームに共通していたことは、この短い間で平均10人以上の顧客ヒヤリングを行っていました。
要するに、多くの顧客が、どのような共通・再現性のある課題を有しているのか?というものを見つけられた方が通過しているということです。
では、各チームがどのようなヒヤリング手法を用いたかというと、
営業経由(営統本の皆様ありがとうございました!😘)や
WEBアンケート調査など、案件によってばらつきですが、
ここで皆さんに紹介したいのが「ビザスク」というサービスです。
「ビザスク」というのは、聞きたいことをすぐに専門家に聞けるスポットコンサルのマッチングプラットフォームです。2021年8月現在、15万人の専門家が登録しており、あらゆる領域のノウハウをヒヤリングできます。
例えば、鉄道の駅員をされている方、人事で組織開発をされている方など、当社がよくお話しさせて頂くシステムのご担当や総務の方以外にもアプローチが素早く簡単に取れることが特徴です。
営統本の新卒の方は(今回残念ながら通過6チームにははいれませんでした)が、ビザスクを使い、鉄道会社の方にヒアリングし
「車両1回のブレーキにつき●●円という大きな償却が発生している」ということを教えてもらっていました。皆さんこれ、使い方によっては凄く面白い情報だと思いませんか?🙄
この「ビザスク」のおかげで、チームメンバーは限られている期間内でも、十分なヒヤリング件数ができ、説得力のある顧客課題を検証できました😉
是非、皆さんの業務でも利用頂きたいのですが、ただ、利用の際に注意して頂きたいのが、専門家とのマッチングができるとしても、限られた時間内でのヒヤリングという行為は簡単ではないということです。
とあるチームが、「思いこみを排除して客観的かつロジスティクスな聞き方が、いかに難しいことかを深く感じました。アルファドライブさんの専門家から、ヒヤリングのコツや顧客課題の描き方を教えていただくことは、非常に有益だと思います。」と言っていたことがまさにこれを物語っています。
是非、本点についてはまたどこかでお伝えできればと考えています✨
いよいよピッチコンテストの本番
今回登壇の6チームは、まさに十人十色の「出る杭」で、新規事業の企画を検討してきたアイデア豊富の方もいれば、事業検討の素人だが熱意が溢れる方もいます。また、「出る杭」の場で出会った新しい仲間と一緒に奮闘していくチームもあります。
検討しているテーマについても、身近なテーマとして育児・職場環境に着目しているチームや、社会課題である教育・防災・フードロスに力を入れているチーム、そして興味本位で自動車・鉄道系を検討しているチーム、それぞれのテーマが多岐にわたっています。
「普段の業務をしながら新規事業検討をするのが確かに大変ですが、入社以来初めての自ら提案する経験で、ワクワクしてたまらなく、若返った感じがします」という嬉しいコメントもいただきました。
いよいよ、9月13日のピッチコンテストの本番が近づいています。上記6チームは同じ場に集まって、アイデアで競い合い、アイデアの事業化を目指します。皆様、ぜひイベントにご参加し、NESICの未来を創る方々を見守っていきましょう!
今回の記事は、コーポレートカルチャーデザイン室 欒が書きました。