岩崎学園オンラインイベント「Icon」に参加してみました
2021/03/05 (金)横浜で幼稚園から職業訓練まで幅広い教育活動に取り組んでいる岩崎学園様(専門学校7校、大学院大学1校)によるIcon(Iwasaki Idea Convention)が開催されました。
今回、NECネッツエスアイ(以後、NESIC)は、この盛大なイベントに、イベント企画のグローバルプロデュース様からの御依頼によりサポートという形で参加させて頂いたので、この内容をレポートいたします。
1.Icon(Iwasaki Idea Convention)について
当該イベントは、専門学校全7校の学生の「アイデア」とそれを実現する「取り組み」について、7校の代表チームがそれぞれプレゼン形式で発表を行うコンテントで、各界から著名な外部審査員を招聘し、従来の教育成果発表を今の時代に即した形で新しく昇華させたイベントです。
2.参加してみての所感
プレゼンでは、各校の特色を活かし、保育・バリアフリー・ユニバーサルマナーなど今の世の中にある身近な課題に目を向け、それらを解決するためのアイデア創出や日常では気付き辛い課題に対する問題提起など、考えさせられるトピックが盛沢山な内容となっていました。
また、多種多様なアイデアやプレゼン方法、それ自体もさることながら、自らそのアイデアを全校の学生に発信しよう、自ら他分野の専門学校の学生と連携し何かを作り上げよう、というそのバイタリティ、熱意に圧倒され、学生のポテンシャルの高さに私自身も身の引き締まる思いで参加をしていました。
3.今回NESICの対応範囲
そんな熱いイベントの中でNESICはオーディエンスインタラクションツール「Slido」を活用し、下記のポイントでサポートさせて頂きました。
3-1.各プレゼンに対するアンケートのリアルタイム集計
これはプレゼン中に配信画面に表示されるQRコードから、各チームが準備したアンケートにリアルタイムで回答し、その結果がプレゼン終了後に表示されるというものです。
プレゼンに対する評価を全員で共有できるという点だけでなく、リモート参加者のイベントに対する「参加性」を高め、流し見等にもなりがちな配信形式のイベントに対して、より興味をもってもらう効果も含んでいます。また今回は同様の機能を使って、イベントの開始前後に学生の出席確認も実施しました。
3-2.審査時間を利用した景品付きのクイズチャレンジ
これは全てのプレゼンが終わった後の、審査を行う間の休憩時間を利用した取り組みで、各問10秒で合計50問のクイズを全員で一斉に行い、正当数上位10人には景品を配布するというチャレンジです。
学校主催のイベントはどうしてもマンネリするイメージがありますが、このようなコーナーがひとつあるだけで中だるみせずに楽しめる気がします。
実際にもし私が学生だったら嬉々として参加していたことでしょう。
今回の Slido を利用した実施した上記二つの取り組みでは、学生のアンケート参加総数は6000人近くに上り、イベント企画会社であるグローバルプロデュース様からも好評を頂きました!
Slidoの集計結果 Summary画面
4.オンラインイベントの現状と今後について
現在、このような大規模なイベントは縮小傾向にあり、実施できたとしてもオンラインというケースがほとんどになってきていますが、個人的には、リモートではどうしても参加者としての実感を感じにくく、実際に会場にいるときほどの "ワクワク" を味わえないという点がオンラインイベントの一番のデメリットだと思っており、イベントの本来の目的を達成するためにも、本当の意味での参加率を上げるということは、この時代ならではのとても重要な課題だと感じています。
そんな中で今回のように興味を引く審査員を呼ぶことや、奨学金という形での賞品を設けること、また「Slido」を利用した全員参加型のアンケートやクイズチャレンジなどの細やかな取り組みは、リモートで参加している学生たちの興味関心を集めるひとつのやり方として非常に素晴らしいと今回実感しました。
学生のために学園側からこのような機会を提供してくれることの素晴らしさを学生さんにも感じて欲しいという裏方の気持ちもありつつ、皆で力を合わせて、見てる側まで楽しめる今回のようなイベントが母校では全くなかった私は、岩崎学園に入学された皆さんが心の底から羨ましいという気持ちでいっぱいになっていました。
・岩崎学園の皆さま
・イベント企画 グローバルプロデュースの皆さま
・会場のスタッフの皆さま
改めましてこの度は本当にありがとうございました。
左:デジタルソリューション事業本部オフィスソリューション事業部
原 雄哉
右:デジタルソリューション事業本部オフィスソリューション事業部
村瀬 泰祐
※黒づくめの衣装ですが、これはイベントスタッフの正装(?)ですので決して怪しい者ではございません。
このnoteを最後まで見て頂きありがとうございます。
まだまだコロナも収まりがつかない日が続く中で、Withコロナでのひとつの工夫として「Slido」気になった方はぜひ以下リンクを覗いてみてください。