FIN/SUM 2024&FDUAデータ分析Competition表彰式🏅
NECネッツエスアイ データ分析チームの豊川です!
【FDUA(※)】第二回 金融データ活用チャレンジの結果をご報告させていただきます!
NECネッツエスアイは「Dataiku賞」と「Databricks/Microsoft/ナレッジコミュニケーション賞」の2つの賞を受賞しました!🏆
受賞の記念として、表彰式が行われるイベント「FIN/SUM 2024 (※)」にも、ご招待して頂きました。🙌
今回はイベントと表彰式の様子をご紹介します🎉
※FDUAに関する内容は下記の記事をご覧ください🙇♂️
※FDUA=金融データ活用推進協会
※FIN/SUM 2024=NIKKEI&金融庁がプロデュースする日本最大級のフィンテックイベントです。
1.FIN/SUM 2024
初日の朝は岸田文雄総理が登壇されるとの事で大混雑でした。💦
イベントでは、フィンテックに関する情報だけでなく、最新のLLM活用状況についても、産官学の視点からディスカッションが行われ、貴重な情報を得ることができました。👀
テーマ1:AIが描く金融の未来
AIの活用事例として、大手流通系銀行では社内試行を通じて、3か月で100を超えるユースケースを構築していることが紹介されていました。🤖
収益貢献、業務効率化、顧客体験の向上に重点を置いて、LLMの活用を積極的に推進しているそうです。
さらに、AIモデルガバナンスサービスであるRobust Intelligence(※)が紹介され、機械学習モデルの更なる活用が期待されています。😃
※Robust Intelligence=企業の安全で信頼性あるAI活用を支援するプラットフォームです。
「LLMを活用するために重要な取り組みは何か」という問いに対して、
産官学の関係者の答えは一致し
「まず自らが積極的にLLMを利用することが大切である」
と強調していました。
個人的にも、社員一人ひとりが自発的に生成AIに慣れていくことが、LLM活用スキルを向上する上で、重要だと再認識しました。🤔
テーマ2:GenerativeAIが変える金融機関の未来
Copilot(※)を利用したユースケースでは、運用報告書のようなグラフや表が含まれる文書に対して、プロンプトに「中学生にも理解できるような説明をしてください」と入力するだけで、わかりやすい文章を生成してくれる事例が紹介されました。🚁
また、銀行の受付業務をAIアバターによって代行する事で、人間が多言語でのオペレーションを行うのが難しい状況でも、心理的なハードルを下げ、業務効率化している事例も紹介されました。🤖
さらに、高齢化社会における課題の一つである、相続に関連するデータの整理では、戸籍謄本のデータから家系図を自動生成する利用方法も検討されているそうです。🤔
※Copilot
Copilot=GitHubとOpenAIによって開発されたAIチャットツール
2. FDUA 第2回金融データ活用チャレンジ表彰式
表彰式は産業、金融、学生など、様々なバックグラウンドを持った人達が表彰されました。🎉
金融データ分析コンテストということもあり金融関連企業の受賞が多い中、NECネッツエスアイはデータ分析ツールを活用して、企業賞を2つ獲得することができました。✨
後日、PRTIMES(※)でも表彰式の記事が掲載されました!
※PRTIMES=プレスリリース配信サービス
NECネッツエスアイのデータ分析チームで、アイディア出しから機械学習モデルの構築、データ分析ツール検証と様々な観点で取り組んだことが評価されたと思うと嬉しく思いました。😊
表彰式が終わった後に実際にデータ分析に取り組んだメンバーとDataiku Japanの社長 佐藤さんと記念撮影をしました。📸
おまけ
表彰式が終わった後は、TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHIのシェアラウンジの利用券を頂いたので、フリードリンク☕とお菓子🍪を頂きながらチームメンバーと普段はあまり話さないカジュアルな会話を楽しみました。
オフィスからも歩いて行ける距離ですし、ドリンク(アルコールも有🍺)とナッツなどのおつまみが充実しているので、仕事後のレクリエーションで活用しても面白そうだと思いました!
3.最後に
今後もデータ分析コンペのチャレンジや社内での活用事例など、順次発信していきたいと思います!
SIGNATE 第2回 金融データ活用チャレンジ 参加メンバー
小林哲
市川銀次
豊川絢基(執筆者)
南侑志
鈴木良太郎(執筆者)
次回もお楽しみに!