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Snowflake社主催 データサイエンスコンテストでTOP3に選出されました!

こんにちは!
フクロウのように鋭い洞察力でデータの森を分析する、NECネッツエスアイの豊川です🦉

▲ フクロウ カフェで撮影しました📸動物好きです!

今回は、Snowflake社主催の「Rising 未来のデータサイエンスコンテスト」「Snowflake Summit」「DATA CLOUD WORLD TOUR TOKYO」
の3つのイベントに参加しましたので、その様子をご報告します!


データ分析チームではいろいろな情報発信をしています😎
前回の投稿はこちら!


1. Rising未来のデータサイエンスコンテスト

「Rising 未来のデータサイエンス コンテスト」は、Snowflake(※)マーケットプレイス(※)のデータを利活用したアイデアやビジネスプランを提案し、より多くの人々にデータの価値を届け、コラボレーションの重要性を広く認識させることを目的として開催されました。

コンテストの課題は以下の通りです。

NECネッツエスアイ データ分析チームは、29チーム450名のエントリーの中からTOP3に選ばれ、ファイナリストに輝きました!

▲ データコンテスト のメンバー
(左から 小林さん、鈴木さん、峰岸さん、市川さん、南さん)

「定年後の黄金の10年間を もっともっと幸せにしたい」

わたしたちのチームは、こちらをテーマにしました。
このテーマに至るまで、オープンデータ(※)(総務省統計調査情報など)を使用して、都道府県別や産業別のデータなどから、労働と寿命に関する統計解析を行いました。

その結果、労働と寿命の関係にやや強い相関が見られることが判明しました。つまり、労働期間が長いほど寿命も長い傾向があることが確認できたのです。

▲ 労働期間と寿命の相関性を示したグラフ

これらから退職後のコミュニケーション量や運動量の低下に伴い、病気のリスクが高まる可能性が浮かび上がりました。

▲ 定年退職後に疾病患者数が急増することがわかる

そこで「退職後も体を動かし続けることで、健康寿命を延ばすことができるのではないか?」という仮説を立て、定年後からの10年間をターゲットにした「働ける場」「健康促進を目的とした体を動かすプログラム」を提供することで、労働人口の増加による経済効果と、健康促進による医療費削減の両面へアプローチできると考えました。

▲ データから導きだされたビジネス案
※文字が小さいので、ぜひ拡大してご覧ください🙇‍♂️

このアイデアが評価され、「Rising 未来のデータサイエンスコンテスト」
のファイナリストに選出
されました!

※Snowflake(スノーフレイク)とは…
クラウドベースのデータウェアハウスプラットフォームで、大量のデータを格納・管理し、必要な時に効率的に取得できるようにする、データ管理システムです。

※Snowflake マーケットプレイスとは…
Snowflakeのプラットフォーム上で、財務データやマーケティングデータ、気象データなど様々なサードパーティデータや、他のSaaSサービスとのコネクターを提供しているサービスです。

※オープンデータとは…
国、自治体、企業や非営利団体などが公開している誰でも無料で利用できるデータの総称です。


2. Snowflake Summit

データサイエンスコンテストの結果を評価いただき、アメリカ・ラスベガスで開催された、Snowflake Summitにも招待されました!

Snowflake Summitは、Snowflake社が主催する年に一度のカンファレンスで、Snowflakeの最新リリースや成功事例などが発表される重要なイベントです。今年は6月26日から4日間にわたって盛大に行われました。
全世界から集った来場者は約12,000人に上り、日本からも約150人の参加者がいたそうです。
NECネッツエスアイからはデータ分析チームのリーダーである鈴木良太郎さんが、Snowflake日本コミュニティの「SnowVillage」でパネルディスカッションに登壇しました!

▲ 日本コミュニティ パネルディスカッションの登壇者
(左から 菱沼さん、鈴木さん、向井さん、山中さん、KTさん)

ディスカッションの様子はYouTubeでご覧いただけます!
鈴木さんと一緒にご登壇された、山中さんと向井さんの記事もぜひご覧ください。


3. DATA CLOUD WORLD TOUR TOKYO

https://www.snowflake.com/events/data-cloud-world-tour-tokyo/
※アーカイブ配信をご確認いただけます。ご興味ある方はご覧ください。

9月8日に開催されたSnowflake社が主催する日本で最大規模のイベント
「DATA CLOUD WORLD TOUR TOKYO」 に参加してきました!

イベントの中では、多くの企業がSnowflakeを活用した事例を講演していました。
大手通信会社は、グループ内のデータをSnowflake上で統合し、各社でのデータ活用を促進するという展望を話していました。

▲ 当日は何と台風直撃…悪天候にもかかわらず
イベントへの参加者も多く、会場は熱気に包まれていました!

私が最も注目したのは、ラスベガスのイベントでも紹介された最新機能で、Snowflakeコンテナサービスについてです!https://www.snowflake.com/blog/https-www-snowflake-com-blog-snowpark-container-services-deploy-genai-full-stack-apps/?lang=ja

この新機能により、高級言語(Python、Javaなど)を含む多彩な言語がSnowflake内で利用可能となり、データクラウド環境間のみでデータ分析作業が可能になるため、よりシームレスに業務が行えるようになり、他のクラウドサービスやローカル環境を行き来する手間が省かれます。

大手食品メーカーでは、この新機能を活用してSnowflakeに社内のデータ分析基盤を統合したそうです。

データ操作や機械学習などがSnowflake内でシンプルに行え、さらに用途に応じてBIツールへ接続してデータの可視化もできるため、より効率的かつ柔軟性のあるデータ分析が実現され、ビジネスの意思決定をサポートすることができます。

引き続き、最新の技術をキャッチアップし活用しながら、より良い未来を築いていきたいと考えています。

次回の投稿もお楽しみに!

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最後までお読みいただきありがとうございます!